【2026年】マッチングアプリのロマンス詐欺の手口7段階!払う前・払った後の相談先

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マチアプ感謝マン|20アプリを使い比べた比較編集長(30代)

お金の話に 要注意 ロマンス詐欺対策
※画像はイメージです

この記事の結論

  • 会ったことのない相手から投資や送金の話が出たら、支払う前に警察相談専用電話「#9110」か消費者ホットライン「188」へ相談してください。
  • 警察庁は、アプリで知り合ったあと早い段階でLINEに誘導された場合は詐欺を疑うよう呼びかけています。
  • 銀行振込で送金してしまった場合は、警察と振込先の金融機関にすぐ連絡しましょう。

親しくなった相手から、投資や送金を求められた。信じたい気持ちがあっても、お金を払うのはいったん止めてください。

すでに払っている場合も、追加で送らずにやり取りを残して相談を。相手を自分で問い詰めたり、試しに送金したりせず、使える相談先を確認しましょう。

送金や追加の支払いを求められたら、どうすればいい?

振り込め詐欺

支払う前に、相談してください。 会ったことのない相手からお金の話が出たら、詐欺の可能性があります。

状況 連絡先
あやしいと感じた、支払う前 警察相談専用電話 #9110
契約や支払いのトラブル 消費者ホットライン 188
銀行振込で送金してしまった 警察と、振込先の金融機関
危険がせまっている 110番

ひとりで決めずに、「払う前に誰かに話す」。 それだけで、立ち止まって考える時間が持てます。

送金してしまった場合の手続きは、この記事の後半で説明します。

ロマンス詐欺とはどんなもの?

コウモリの翼の生えたハート

恋愛感情や親近感を持たせて、お金をだまし取る詐欺です。 警察庁は、SNSやマッチングアプリで出会った相手と、会わずにやり取りを続けるうちにお金をだまし取られるものと説明しています。

結婚の資金などをにおわせて、暗号資産(仮想通貨)の購入や架空の投資をすすめてくる、とも説明しています。 警察庁によると、投資の勧誘でお金をだまし取る手口が約8割です。

「好きな人の言うことだから信じたい」という気持ちは、だれにでもあります。 だまされる人が悪いのではなく、その気持ちを利用する相手が悪いのです。

投資や副業に誘う相手の見分け方は、業者の見分け方でもくわしく紹介しています。

マッチングアプリ以外でも起きる?

起きています。SNSでも多く報告されています。

最初に接点を持った場所 件数 割合
マッチングアプリ 1,846件 32.7%
Instagram 1,288件 22.8%
Facebook 1,049件 18.6%
その他のSNS 820件 14.5%
TikTok 471件 8.3%
その他 171件 3.0%

SNS型ロマンス詐欺の認知件数(令和7年・確定値、合計5,645件)。出典:警察庁(令和8年5月22日発表、2026年10月5日確認)

相手の国籍や職業だけで、詐欺かどうかは判断できません。 見るべきなのは「お金の話が出たかどうか」です。

投資に誘導されるまでの流れは?

シンプルおしゃれステップフローチャート5

警察庁は、手口の一例を7つの段階で示しています。

  1. SNSやマッチングアプリでやり取りが始まる
  2. 他のサービスでやり取りするよう持ちかけられる
  3. 恋愛感情を持たせるようなメッセージが届く
  4. 投資サイトを案内され、すすめられる
  5. さらに高額の投資をすすめられる
  6. 出金しようとすると、さまざまな名目で送金を求められ、結局出金できない
  7. 相手と連絡が取れなくなる

いちばん早く気づけるのは、2番の「他のサービスへ移ろう」の段階です。 ここで立ち止まれれば、お金の話が出る前に離れられます。

令和7年の統計でも、被害にあったときの連絡手段はLINEが93.8%でした。

アプリの中でやり取りを続けていれば、運営への報告やブロックがすぐにできます。 ペアーズやタップルのように、規約でアプリ内での連絡先の交換を禁止しているアプリもあります。

どんな言葉が使われる?

将来や会う約束を理由に、お金の話へつなげる言葉です。 警察庁は次のような例を挙げています。

  • 2人の将来のために
  • 投資でお金を増やそう
  • 会いたいから旅費を送って
  • 荷物を送るから手数料を払って

1つでも当てはまったら、振り込む前に警察へ相談しましょう。

写真や翻訳アプリ、AIを使えば、他人になりすますことができます。 電話やビデオ通話で話していても、本人とは限らないと警察庁は注意しています。

暗号資産や出金手数料を求める手口とは?

ビットコイン アルトコイン 財布 仮想通貨 暗号資産

画面上で利益が出ているように見せ、引き出すときに追加のお金を求める手口です。 暗号資産そのものが詐欺というわけではありません。 問題は、会ったことのない相手に指定されたサイトや送金先を使うことです。

国民生活センターは、次のような流れを紹介しています。

  • 最初は少額で、サイト上では利益が出ているように表示される
  • 高額の投資をすすめられる
  • 出金しようとすると、いろいろな名目で追加の送金を求められる
  • 相手ともサイトの運営者とも連絡が取れなくなり、返金されない

警察庁の令和7年の統計では、お金の渡し方は次のとおりでした。

お金の渡し方 件数 割合
振込 3,055件 54.1%
暗号資産の送信 2,177件 38.6%
その他 413件 7.3%

SNS型ロマンス詐欺の主な被害金の交付形態(令和7年・確定値)。出典:警察庁(2026年10月5日確認)

「ここでやめたら、今まで払った分がむだになる」と感じるかもしれません。 でも、追加で払うほど被害は大きくなります。そこで止まるのが、いちばんの近道です。

疑わしいとき、送金したあとはどこに相談する?

電話相談

送金の前でも後でも、早く相談することが大切です。 証拠をそろえてから、と待つ必要はありません。

相談の前に残しておくものは?

相手とのやり取りと、送金の記録です。

  • 相手のプロフィール画面
  • メッセージの画面(アプリ内とLINEなどの両方)
  • 振込や送金の明細
  • 案内されたサイトのURL

消さずに残したまま、すぐ相談しましょう。

銀行振込で送金してしまったら?

警察と、振込先の金融機関に連絡します。 金融庁は、振込による被害について「被害回復分配金」という制度を案内しています。

項目 内容
対象 預金口座などへの振込みが利用された被害
お金の出どころ 振込先の口座に残っている残高
複数の被害者がいる場合 残高を、それぞれの被害額に応じて分ける
支払われない場合 口座の残高が1,000円未満のとき
かかる期間 支払いまで少なくとも半年以上が一般的

出典:金融庁「振り込め詐欺等の被害にあわれた方へ」(2026年10月5日確認)

全額が戻るとは限りません。 口座からお金が引き出される前に連絡できるかが大切なので、気づいたらすぐ動きましょう。

アプリの運営にも報告する?

報告しましょう。 相手のアカウントを運営に知らせることで、ほかの人の被害を防ぐことにつながります。 報告の方法は、各アプリのヘルプで確認できます。

「お金を取り戻せる」という連絡は信じていい?

注意してください。返金をよそおった別の詐欺があります。 金融庁は、返金制度をよそおった詐欺に注意を呼びかけています。

正規の返金手続きは、預金保険機構と金融機関が行うものだけです。 この手続きで、預金保険機構が被害者にお金を求めることはありません。

被害の統計はどう読めばいい?

ビジネスのグラフと電卓

全国の数字であり、マッチングアプリだけの数字ではありません。

期間 認知件数 被害額 区分
令和7年(1〜12月) 5,645件 546.4億円 確定値
令和8年(1〜8月) 3,506件 325.8億円 暫定値

SNS型ロマンス詐欺の認知件数と被害額。出典:警察庁(令和8年5月22日発表、2026年10月2日公表、いずれも2026年10月5日確認)

読むときの注意は3つです。

  • SNSなどを含む全国の合計で、特定のアプリの件数ではない
  • アプリを使っている人のうち何%が被害にあうか、を示す数字ではない
  • 暫定値は、あとで変わることがある

数字は大きく見えますが、怖がってアプリをやめる必要はありません。 お金の話が出たら離れると決めておけば、多くの手口に早く気づけます。

追加で払わず、記録を残して相談を

ハートを手で持つイラスト

追加で支払わず、やり取りを記録して相談先へ連絡してください。相手を自分だけで追及したり、送金して確かめたりしないでください。

すでに支払った人も、自分を責めて一人で抱え込まないでください。返金のための手数料など、別の支払いを求められても応じず相談しましょう。

送金の有無にかかわらず、記事内の警察・消費生活相談の窓口を確認してください。

マッチングアプリのブロック・非表示・通報はどう違う?使い分けを確認

※18歳未満の方はご利用いただけません

よくある質問

Q. マッチングアプリで投資をすすめられました。詐欺ですか?

A. それだけで断定はできませんが、警察庁は、会ったことのない相手から投資やお金の話が出たら詐欺を疑うよう呼びかけています。支払う前に、警察相談専用電話「#9110」に相談してください。

Q. すでにお金を振り込んでしまいました。どうすればいいですか?

A. 警察と、振込先の金融機関にすぐ連絡してください。振込先の口座に残高があれば、被害回復分配金という制度で一部が戻る場合があります。全額が戻るとは限りません。

Q. 「出金には手数料が必要」と言われました。払えば引き出せますか?

A. 払わないでください。警察庁は、出金しようとするとさまざまな名目で送金を求められ、結局出金できない流れを手口の一例として示しています。

Q. ロマンス詐欺はマッチングアプリだけで起きていますか?

A. いいえ。InstagramやFacebookなどのSNSでも起きています。警察庁の令和7年の統計では、最初の接点はマッチングアプリが32.7%、Instagramが22.8%、Facebookが18.6%でした。

Q. 「お金を取り戻せる」という連絡が来ました。信じていいですか?

A. 注意してください。金融庁は、返金制度をよそおった詐欺に注意を呼びかけています。正規の返金手続きで、預金保険機構が被害者にお金を求めることはありません。

参考・出典

この記事を書いた人

マチアプ感謝マン|マッチングアプリ比較編集長

30代男性。恋愛経験ゼロからマッチングアプリを始め、これまでに20のアプリを実際に利用。たくさんの出会いを通じて恋愛経験を積み、最終的に素敵な人と出会えたことから、マチアプに心から感謝している。「結婚したいなら、人を見る目を養うことが何より大事」がモットー。自分と同じように恋愛に自信がない人が、遠回りせずに合うアプリと出会えるよう、正直な比較記事を書いています。